明蓬館高等学校福岡県にある通信制高校
平成21年に開校した明館高等学校は、学校教育法第一条に定められた高等学校であり、また、全国広域通信制の内閣府認定特区高等学校です。
さまざまな事情や就学上の悩みをかかえた生徒たちに焦点を当て、自尊感情の向上を図りながら、生徒本人の特徴や強みを自覚できるよう、じっくりと育成することを目標としています。本校は福岡県田川郡川崎町にあるほか、全国各地にキャンパスがあります。通信制高校なので、福岡県まで毎日通わずに高校卒業資格を取得できます。
入学した場合、明蓬館高等学校に在籍する生徒となり、manabu高等学院へ通うことになります。
明蓬館高等学校 公式webサイト
manabu高等学院 明蓬館SNEC愛知・西尾
manabu高等学院校は、特別な支援が必要な自閉症スペクトラム(アスペルガー、高機能自閉症、広汎性発達障害)、学習障害(書字障害、計算障害)、ADHD(注意欠如多動性障害)などの発達課題のある生徒やひきこもり・不登校での高等学校卒業資格が困難な転入編入の生徒の受入れも対応できる通信制高校サポート校です。
manabu高等学院では、専門の支援員と教員が、生徒の特性をしっかりと捉えて共通理解をし、生徒・保護者・学院が一体となって、支援をいたします。
また、福祉・医療との連携に重点を置いており、教育面以外の面からでも生徒の居心地のよい学院を目指し成長を見守っていきます。
SNECとは
SNECとは通信制高校 明蓬館高等学校(福岡県田川郡川崎町)の「スペシャルニーズ・エデュケーションセンター」という特別支援教育コースの略称です。
発達障害の支援スキルを持った職員(支援員)と心理士(相談員)が常駐して、教員とチームを組み、発達に課題を持つ高校生が特別支援付きの普通科高校教育を受けることができる教育+療育センターです。
SNECの特色
学習のペースを選べます
生徒の特性に応じて、学習しやすい環境調整が行われます。
一斉授業の代わりに、パソコンやタブレットでネット授業を視聴し、レポートに取り組みます。成績評価は、テストに加えて、時間をかけてじっくり取り組める 学習成果物(ポートフォリオ)評価など、さまざまな観点から行われます。通学するペースは、自分で自由に決めることができます。
時間割は、生徒が担任の先生や支援員と相談して計画を立てていきます。また、SNECには集団に参加することが苦手な生徒のために、一人で気持ちを落ち着けたり、学習したりできる個室スペースも設けていますので、誰もが安心して登校できます。
一人ひとりの特性を見極めた特別支援教育
高等学校としては異例ですが、各種心理検査の実施体制を持っています。特性に対する科学的な理解のもと、将来の進路に向けた「合理的配慮と支援の実績」を積み重ねています。アセスメント(心理検査、観察、面談など)を通して、障害特性・認知特性・学習特性などを見極めた上で、個別の環境調整をします。
一人ひとりのニーズに合った個別教育支援計画(IEP)を作成し、学習面を中心に、身辺自立・交遊関係構築・対人関係スキル・就労観の取得支援をします。支援員、相談員・サポーターが常駐しており、校長・担当教員も協同してチームでサポートします。
学院長からのメッセージ
みなさん、こんにちは。
manabu高等学院のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
当学院は、さまざまな事情や就学上の悩みを抱えた生徒さん達が、自分の個性や特性に気づき、それを強みとして伸ばしていくための学び舎として開校いたしました。
・ふとした事のつまづきから不安を抱え、学校へ通えなくなってしまった。
・集団の中が苦手で、辛い思いをしながら毎日やり過ごしている。
どうしたら良いのか迷ったり、なりたい状態と現実とのギャップに苦しんでいる生徒さんも見えると思います。
そこから一歩踏み出し新しい自分に出会える場所、それがmanabu高等学院です。
自分の意見を持って何かを選んでいくこと、そして、他人を価値ある人としてリスペクトすることで、将来のなりたい姿が見えてくるものです。
「苦手なこと」を「好きなこと」に
「呪縛」を「自由意志」に
「不安」を「安心」に
manabu高等学院では一人一人の個性を大切にしながら、自分のペースで学べるようサポートしていきます。
置いてきぼりにしない。
一人ぼっちにならない。
困った時には仲間や先生が助けてくれる。
この場所に出会えて良かったと思えるよう、生徒さんが主役の学校づくりを目指しています。
manabu高等学院 学院長 八木由美